IT業界ってなにしてるの?職種のちがいをやさしく紹介
こんにちは。ぴちぴちピーチです🍑✨
6月28日(土)に開催される「ITデジタル就職展」にて、弊社DIVISION1のブースを出展します!
前回の就職説明会の様子はこちらのブログへGO!!👉テレワークJOBフェアでの出会い
直接私たちの会社の魅力を紹介できる機会なので、たくさんの方とお話したいと思っております!!
前回の説明会でITの業種の違いについてご質問をよくいただいたので、今回はIT業界で働いている業種の違いについて詳しくご紹介していこうと思います!😎🎶
目次
- ・IT PMO
- ・IT PM
- ・IT PL
- ・SE
- ・PG
- ・IT コンサル

IT PMOとは、ITプロジェクトマネジメントオフィス(IT Project Management Office)の略で、企業や組織内で行われるITプロジェクトを管理・サポートする専門部署や役割のことです。
ITプロジェクトをスムーズかつ成功裏に終われるよう進めるために、全体を管理し、調整役として機能します。
IT PMOは、縁の下の力持ち的な存在です。
戦略的な視点と細やかな管理スキルの両方が求められる仕事です!
■IT PMOの主な役割
- ・プロジェクト全体の管理と統制
- 複数のITプロジェクトが同時進行している場合、それらを一元的に管理します。進行状況やリソースの使用状況を確認し、全体の方向性を整えます。
- ・プロジェクトの標準化とガイドラインの提供
- プロジェクトを効率的に進めるための手法やルールを策定し、プロジェクトチームに提供します。例: プロジェクト管理ツールの使い方や進捗報告のフォーマットなどを統一。
- ・プロジェクトの進捗モニタリング
- 進捗状況やリスクを定期的に把握し、問題があれば早期に対策を講じます。
- ・リソース管理
- 人員や予算、システムなどのリソースを効率よく配分し、必要な場合は調整します。
- 人員や予算、システムなどのリソースを効率よく配分し、必要な場合は調整します。
- リスク管理
- プロジェクトのリスクを事前に特定し、発生時の対応策を準備します。
- プロジェクトのリスクを事前に特定し、発生時の対応策を準備します。
- ・プロジェクトポートフォリオ管理
- 企業全体のプロジェクトを見渡し、どのプロジェクトを優先すべきかを判断。リソースの割り振りや戦略的な意思決定を支援します。
- 企業全体のプロジェクトを見渡し、どのプロジェクトを優先すべきかを判断。リソースの割り振りや戦略的な意思決定を支援します。
- ・プロジェクトチームのサポート
- 必要な情報やツールを提供して、チームが抱える課題を解決し、プロジェクトを成功に導きます。
- 必要な情報やツールを提供して、チームが抱える課題を解決し、プロジェクトを成功に導きます。
- ・プロジェクトの成功後の評価と学びの蓄積
- プロジェクトが終わったら成果を評価し、成功のポイントや課題を記録して次回以降に活かします。
■IT PMOの具体的な仕事内容の例
- ・会議のスケジュール調整と進行サポート
- プロジェクト関連の会議をスケジューリングし、議事録をまとめる。
- プロジェクト関連の会議をスケジューリングし、議事録をまとめる。
- ・ツールやシステムの導入サポート
- プロジェクト管理ツール(例: Jira, Trello)の使い方をチームに指導。
- プロジェクト管理ツール(例: Jira, Trello)の使い方をチームに指導。
- ・KPI(重要業績評価指標)の設定とモニタリング
- プロジェクトの成功を測る指標を設定し、目標達成状況をチェック。
- プロジェクトの成功を測る指標を設定し、目標達成状況をチェック。
- ・問題が起きた際の調整役
- リソース不足やスケジュール遅延などのトラブルが起きた際に、関係者と調整して解決策を探る。
■IT PMOのイメージを例えると?
- ・指揮者
- 複数の楽器(プロジェクトチーム)をまとめ、全体の演奏(プロジェクト成功)が成功するように調整します。
- 複数の楽器(プロジェクトチーム)をまとめ、全体の演奏(プロジェクト成功)が成功するように調整します。
- ・航空管制官
- 航空機(プロジェクト)が航路を誤ったり、衝突したりしないように、スケジュールや進捗状況を管理します。
- 航空機(プロジェクト)が航路を誤ったり、衝突したりしないように、スケジュールや進捗状況を管理します。
- ・裏方のサポーター
- プロジェクトチームを直接動かすことは少ないですが、彼らが仕事をしやすい環境を整える役割を果たします。

ITPM(ITプロジェクトマネージャー)は、ITに関連するプロジェクトを計画・進行し、最終的に成功へ導く責任者です。ITシステムやソフトウェアの導入、サービス開発、インフラ整備などのプロジェクトを、「計画通り」「予算内」「高い品質」で完了させることが主な仕事です。
ITPMは、「プロジェクト全体を指揮し、成功に導く司令塔」です。計画立案から進行管理、リスク対応まで多岐にわたり責任を持つ役割であり、技術知識とリーダーシップの両方が求められます。
■ITPMの主な仕事内容
- ・プロジェクトの計画立案
- プロジェクトの目標、スコープ(範囲)、予算、スケジュールを決定します。例: 「新しいCRMシステムを6ヶ月以内に導入する」「予算1000万円以内でクラウド移行を完了する」など。
- ・チームの編成と調整
- 必要な人材(エンジニア、デザイナー、運用担当者など)を集め、それぞれの役割を明確にします。例: 開発チーム、テストチーム、外部ベンダーとの連携。
- ・進行管理
- プロジェクトの進捗を監視し、計画通りに進んでいるかをチェックします。遅延や問題があれば対策を講じます。
- ・リスク管理
- プロジェクトに影響を与える可能性があるリスクを事前に特定し、必要な対策を準備します。例: 予算超過、リソース不足、スケジュール遅延など。
- ・関係者との調整・報告
- クライアントや経営陣、プロジェクトメンバーとのコミュニケーションを取り、状況を共有します。意思決定が必要な場合は適切にエスカレーションします。
- ・品質管理
- 最終成果物が期待される品質を満たしているか確認します。プロジェクト途中でのテストや最終的なレビューを実施。
- ・プロジェクト終了後の振り返り
- プロジェクト終了後に、成果や課題を振り返り、次回以降に活かすための知見をまとめます。
■ITPMを例えると?
- ・映画監督
- 脚本(プロジェクト計画)を作り、キャスト(チーム)を集め、撮影(進行管理)を指揮し、最終的に映画(成果物)を完成させる。
- ・航空機のパイロット
- 目的地(プロジェクトのゴール)まで、乗客(関係者)を安全に届けるために、ルート(計画)を設定し、トラブル(リスク)を乗り越えながら飛行(進行)を管理する。
- ・ITPMの重要性
- プロジェクトの失敗原因の多くは、「スケジュール遅延」「予算超過」「方向性の不一致」です。ITPMはこれらを防ぎ、チーム全体を正しい方向に導く役割を果たします。
- ITプロジェクトが複雑化する中、ITPMはプロジェクト成功の鍵を握る重要なポジションです。

ITPL(ITプロジェクトリーダー)は、ITプロジェクトの現場でプロジェクトチームをまとめ、実際の作業をリードする役割を担う人です。ITPM(ITプロジェクトマネージャー)がプロジェクト全体の進行やステークホルダーとの調整を担う一方、ITPLは現場の具体的な実務やチームメンバーの管理に重点を置いています。
ITPLは、「チームを直接リードし、プロジェクトを現場から支えるリーダー」です。技術的な知識とリーダーシップを発揮し、チームが一丸となってプロジェクトを成功に導く役割を担います。
■ITPLの主な仕事内容
- ・チームのリーダーとしての役割
- プロジェクトに関わるチームメンバー(エンジニア、デザイナー、テスト担当者など)のタスクを割り振り、進行を管理します。
- ・技術的なサポートと指導
- チーム内で技術的な質問や課題が出た場合に解決を支援します。
- 必要に応じてコーディングやシステム設計にも手を動かします。
- ・進捗の確認と課題解決
- メンバーの進捗をチェックし、遅れや問題があれば早めに対策を講じます。
- 例: 「タスクが遅れている理由を確認し、リソースを再配分する」。
- ・プロジェクトマネージャー(ITPM)との連携
- チーム内での進行状況を報告し、ITPMと連携してプロジェクト全体の進行を調整します。
- ・スケジュール管理
- チームメンバーが締め切りを守れるようサポートします。
- 例: 「このタスクを来週までに仕上げて、次の工程に進む準備を整える」など。
- ・クオリティチェック
- チームが作成した成果物(コード、設計書など)が品質基準を満たしているかを確認します。
- ・チームのモチベーション管理
- チームメンバーが働きやすい環境を作り、目標に向かってスムーズに動けるよう調整します。
■ITPLとITPMの違い
ITPM (プロジェクトマネージャー) | ITPL (プロジェクトリーダー) | |
役割の範囲 | プロジェクト全体の計画、管理、ステーク ホルダーとの調整を担当 | チームの現場リーダーとして実務をリード |
関わる相手 | 経営陣、クライアント、PMOなど | チームメンバー、エンジニア、デザイナー など |
主な責任 | 進捗、予算、リスクの全体管理 | チームメンバーの作業進行管理、技術 サポート |
■ITPLを例えると?
- ・現場監督
- 建設現場の「現場監督」のように、設計図(プロジェクト計画)に基づいて具体的に工事を進める役割。職人(チームメンバー)に指示を出しながら、全体の進行を確認します。
- ・スポーツのキャプテン
- チームの先頭に立ち、メンバーをまとめると同時に、自分もプレイヤーとして動く役割。

SE(システムエンジニア)は、システムの設計や開発、導入を行う仕事です。お客様のニーズを聞き出し、それを実現するための計画を立て、チームと連携してシステムを完成させます。プログラミングの知識が必要な場面もありますが、主に「お客様の要望を形にする設計者・橋渡し役」としての役割を担います。
SEは、「クライアントの課題をシステムで解決する設計者・調整役」です。技術力だけでなく、クライアントとの信頼関係を築きながらプロジェクトを進めるコミュニケーション能力が重要です!
■SEの主な仕事内容
- ・要件定義
- お客様(クライアント)が何を求めているのかを詳しく聞き取り、システムで実現する内容を整理します。
- 例: 「在庫を効率的に管理できるシステムが欲しい」「顧客データを分析して売上を伸ばしたい」など。
- ・設計
- 要件を元に、どのような仕組みでシステムを作るかを設計します。
- 基本設計(システム全体の構造)や詳細設計(プログラムの細かい動き)を作成します。
- ・開発サポート
- 実際のプログラミングはPGが行う場合が多いですが、SEは開発をサポートし、進捗を管理します。
- 必要に応じて自らプログラミングを行う場合もあります。
- ・テスト
- 完成したシステムが設計通りに動作するか、エラーがないかをチェックします。
- ユーザーが使いやすいかどうかも確認します。
- ・導入支援
- システムをクライアントの環境に導入し、スムーズに使えるようにサポートします。
- ・運用・保守
- システム導入後も、トラブルが発生した場合の対応や、必要な機能の追加・改善を行います。
■SEを例えると?
- ・建築家
- 家(システム)を建てる時、クライアントの要望を聞き、それを具体的な設計図に起こす役割。実際に家を建てるのは施工チーム(PG)。
- ・映画プロデューサー
- 映画(システム)の企画を立て、監督(PG)や出演者(他のエンジニア)をまとめながら作品を完成させる。

PG(プログラマー)は、システムエンジニア(SE)やプロジェクトリーダー(ITPL)が設計した仕様書を基に、プログラミング(コーディング)をしてシステムやソフトウェアを実際に作る仕事です。
PGは、ITシステムやアプリの「職人」とも言える存在で、システムがきちんと動くようにコードを書き、動作を確認することが主な役割です。
PGは、設計に基づいてコードを書き、システムやアプリを実際に作り上げる役割を担う「ITの職人」です。技術を磨きながら、さまざまな分野で活躍できる仕事です!
■PGの主な仕事内容
- ・プログラミング(コーディング)
- SEやPLが作成した設計書(仕様書)を元に、具体的なコードを書きます。
- 例: Java、Python、C++、PHPなどのプログラミング言語を使って、システムやアプリケーションを構築します。
- ・テスト実行
- 作成したプログラムが正しく動作するかテストを行います。
- 例: ユーザーが入力したデータが保存されるか、表示が崩れていないかなどをチェック。
- ・デバッグ
- 書いたコードにエラー(バグ)がないか確認し、見つかった問題を修正します。
- 例: 「ボタンをクリックしても反応しない」「計算結果が正しく表示されない」などを修正。
- ・改修(修正や追加機能の実装)
- 既存のプログラムに新しい機能を追加したり、不具合を修正します。
- 例: 「この画面に検索機能を追加してほしい」という依頼を受けて対応。
- ・ドキュメント作成
- 作成したプログラムの仕様や使い方、変更内容を記録した文書を作成します。
- ・コードの最適化
- プログラムの動作速度を上げたり、保守しやすくするためにコードを改良します。
■PGを例えると?
- ・家を建てる「職人」
- 建築家(SE)が設計した図面を基に、家を建てる大工のような役割。
- ・料理を作る「シェフ」
- レシピ(仕様書)を基に、正確に料理(システム)を作る。

ITコンサルタントは、企業が抱える課題をIT(情報技術)を使って解決する専門家です。企業がもっと効率よく仕事を進めたり、新しいサービスを展開したりするために、ITの活用方法をアドバイスしたり、具体的なシステムの導入を支援したりします。
ITコンサルタントの仕事は、ITスキルだけでなく、企業の業務や課題を理解する力、そしてクライアントとのコミュニケーション能力も重要です。企業の成長を支えるやりがいのある仕事です!
■ITコンサルタントの具体的な仕事内容
- ・課題のヒアリングと分析
- 企業がどんな問題を抱えているのか、あるいは何を実現したいのかを聞き出します。
- 例: 「もっと効率的に業務を進めたい」「新しいECサイトを作りたい」など。
- ・最適なITソリューションの提案
- 企業の課題に合ったシステムやツールを提案します。
- 例: 業務効率化のためにERPシステムを導入、データ分析のためのBIツールを採用など。
- ・プロジェクトの計画と進行管理
- 実際にシステムを導入する際、計画を立て、必要なリソースを調整し、プロジェクトがスムーズに進むよう管理します。
- ・システム導入・カスタマイズ支援
- 提案したシステムが企業の業務に合うよう設定したり、必要なカスタマイズを行ったりします。
- ・教育・サポート
- 新しいシステムを使う社員向けにトレーニングを行ったり、導入後のサポートを提供します。
■ITコンサルを例えると?
- ・ITコンサルタントは「企業のITドクター」のような存在です。
- ・患者(企業)が抱えている痛み(課題)を聞き取り、診断します。
- ・最適な治療(ITソリューション)を提案し、実際に治療(導入・支援)を行います。
- ・必要に応じてアフターケア(運用サポート)も担当します。
DIVISION1では、集中力を持って仕事に取り組む姿勢を大事にしている会社です。
仕事とプライベートにメリハリをつけることで、どちらも充実できる環境が整っています。
気になった方はこちらからご応募ください!
ご応募お待ちしております。